歯科経営歯科スーパーTC育成塾

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初診カウンセリングでは、患者様の不安・希望・思いなどを聞きました。
きっと患者様は「聞いてもらえた」という気持ちを持っていることでしょう。
セカンドコンサルでは、医院について、伝えていきましょう。

ところで、よくいただく質問に「カウセリングとコンサルの違いは何か?」というものがあります。専門的には大きな違いがあるでしょうが、TC業務においては深く考えるメリットはあまりありません。

強いて言えば、「カウセリング」の場合は聞くことが中心、「コンサル」の場合は説明(伝えること)が中心、というところでしょうか。

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セカンドコンサルでは、上記のように、「伝えること」が中心です。具体的は次のとおりです。

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すべてを伝えると20~30分くらいはかかります。また、聞くのではなく伝えることが中心なので、セリフは長くなります。

ですから、初診カウンセリングより難易度が高くなる傾向があります。
しかし、いったん必要なことを覚えてしまえば、同じことの繰り返しですから、「初診カウンセリングよりも簡単」と思う方もいます。

セカンドコンサルの流れは次のとおりです。

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これからのことを2回目来院時の治療の前に行います。
もちろん、状況によって治療の後でも構いません。

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ドクターや衛生士さんの国家試験並の知識は不要です。
テレビの健康番組のレベルを考えてください。
正確さも大切な要素ですが、より大切なのは「伝わるかどうか」です。

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いちばん大切なことは一方的な説明にしないことです。
患者様が一方的に受け身になっている状態だと、伝えたいことが伝わらないのです。

ですから、質問形式にして、患者様に質問を投げかけながら進めてください。
「~は知っていますか?」
「~はどう思われますか?」
などの質問をして、患者様に興味を持ってもらい、考えてもらいましょう。

そして、伝えているときに、患者様にうなずきや相づちがあるかどうか、確認してください。

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すべての項目を伝えると、30分くらいはかかります。しかし、場合によってはそんなに時間が取れないこともあるでしょう。

その場合は15分くらいで構いません。その場合に、優先して伝えるのは「医院のコンセプト」と「予防の大切さ」です。次の優先順位は「歯周病について」です。

初診時の検査結果は、おいおいドクターから診療室で伝えることができますから、優先順位は低くなります。普段の診療では言えないことを、セカンドコンサルでは優先して伝えていきましょう。

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できるなら、一度は食い下がってみてください。「○○様に知っていただきたい大切なことがありますので、ぜひ聞いていただきたいのです。いかがでしょうか?」という感じです。それでも拒否された場合は仕方ないと思ってください。

また、セカンドコンサル中、あきらかに興味を失っている患者様の場合は、途中で切り上げても構いません。無理をしないことです。

そのような場合は、医院のコンセプトと歯周病の基礎知識、予防の大切さを15分くらいで伝えておしまいにします。

また、何人かセカンドコンサルに興味がない患者様が続いてもあきらめないでください。何事も100%は難しいことですし、継続することが大切なのです。

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基本的に治療前に行いますから、セカンドコンサルが終わったら、その患者様が移動できるチェアがあるかどうかを診療室に確認してください。

また、セカンドコンサル中に患者様から質問があった場合は、ドクターや必要なスタッフに伝えておきましょう。治療が終わった後に、質問の回答が得られたかどうかを患者様に確認すると、より丁寧です。

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