初診カウンセリングで使う質問1 主訴の訊き方
初診カウンセリングで始めにする質問は主訴についてがいいです。基本的に、何かお口の悩みを抱えて来院されるので、まず患者さんがいちばん気にしていること、つまり主訴について質問してください。
問診票を見ながら「今日は●●ということで来院されたということですが、もう少し詳しく訊かせていただけますか?」などと質問すればいいでしょう。「いつからか」「どの部分か」「どのように痛いのか」「冷たいものでしみるか」「温かいものでもしみるか」などを質問すれば十分だと思いますが、主訴でどこまで質問するかは医院で話し合い、決めてください。
話を聴くときに大切なのは、「話を聴いていますよ」というサインを送ることです。具体的には、
・うなずく
・メモを取る
・相手の言葉を繰り返す
というものです。このような基本的な聴き方はコミュニケーションの本やコーチングなどの本で勉強すればいいでしょう。
しつこいですが、ここでも大切なのは「相手の立場になり、相手を気遣う」ことです。それができていれば、自然とうなずくことができるでしょうし、相手の言葉を繰り返すことも自然にできるはずです。
始めのうちは難しいかもしれません。うまくいかないときもあるかと思います。しかし、負けないでがんばってください!
質問1:主訴の訊き方
質問2:主訴以外の悩みを訊く
質問3:お口の悩みでどんな不都合があるか?
質問4:「理想のお口」を知る
質問5:患者様がやってほしくないことを知る
質問6:当院を選んだ理由
質問7:患者さんが期待していることを訊く
