定期検診の重要性と自費治療の必要性が伝えられるようになる!
歯科医院スーパーTC育成塾第11期(2019年) 第2回レポート
2019年4月3日・4日に歯科医院スーパーTC育成塾第11期が開催されました。第1回は初回なので気を遣いますが、第2回も気を遣います。ちゃんと宿題をやってきてくれているか、テスト勉強をやっていたが、途中で脱落してしまった方はいないか・・・。宿題については開催1~2週間ほど前が締め切りなので事前にわかるのですが、テスト勉強や参加率は当日でないとわかりません。
幸い、退職などやむを得ない理由を除いて、今年も参加者は優秀で宿題を提出してくれた方はほとんどでした。2回目なので、参加者自身は少しリラックスした感じで講座開始までのワークも楽しく実施されていました。
第2回以降は講座開始直後にテストが開催されます。前回の内容と実践で取り組んだことから出題され、とてもボリューミーな内容です。皆さん、必至にくらいついてくれました。
さて、第1講座は五島から、セカンドカウンセリングの方法の徹底解説を行いました。初診カウンセリングの実施が8割以上はあるかと思う中、セカンドカウンセリングの実施率は3割ほどでしょうか。過去TC育成塾に参加してくれた先輩たちがやっていることが多いので、実際にセカンドカウンセリングをしている参加者は少ないです。しかし、それでいいのです。TC育成塾を通してセカンドカウンセリングを学び、実践することでTCのスピード育成が図れます。毎年、TC育成塾に参加してくださる医院があるのはそのためだと思います。
90分ほど集中してセカンドカウンセリングの手順をお伝えしたあと、雰囲気をつかんでもらうため動画も視聴していただきました。初診カウンセリングを違って説明する量が増えるので、ある程度の知識を持たないといけないこと、かつ自分の言葉で伝えるということの難しさをつかんでいただけたと思います。動画の後に、セリフを実際に伝えるワークを行いました。
第2講座は萩原から「補綴コンサルの基本」をお伝えしました。補綴コンサル(カウンセリング)の重要性はセカンドと同じくらいなのですが、やはりどうしても補綴コンサルのほうが気になるようです。
今回は、ただの押し売り・売り込みではない情報提供の方法を中心に1~2歯くらいの簡単なケースを扱いました。1度でセカンドと補綴コンサルを学ぶので第2回は特に濃密です。熱気に包まれたまま第2講座を疾走した後は、ロールプレイを行いました。
補綴コンサルの実施率も初診カウンセリングに近いくらい高いです(7割くらいでしょうか)。参加者の皆さんは先輩TCに落ち着くために、がんばってロールプレイに取り組んでいました。早くも次回が最終回。今年は続きのTC育成塾アドバンスも開催されますが、宿題や実践のラストスパートをがんばってほしいと思います。