定期検診の重要性と自費治療の必要性が伝えられるようになる!
2018年4月4日・5日に歯科医院スーパーTC育成塾第10期の第2回が開催されました。
4月になっても少し寒かったですが、今回もたくさんの元気なスーパーTC候補生に参加していただきました。
第1回目が終わってから今回まで、大量の課題が出ていたのですが、ほとんどの方がクリアしてくれています。
特に、過去先輩スタッフが参加したところは先輩が作った課題をブラッシュアップして、さらによいものに仕上げているようです。毎年参加して、院内の資料を改善する機会としてTC育成塾を活用していただけて嬉しい限りです。
今回は第1講座が始まる前に修了認定テストの1回目が行われました。
内容は第1回で学んだことを中心しています。
大人になってから、業務以外で真剣に学ぶ体験は貴重ですので、たいへんだったと思いますが、よい刺激になったと思います。
テスト中の様子です。皆さん真剣!
第1講座
セカンドコンサルの流れと伝える内容と理由をお伝えしました。
時間がなかったり、話せる知識を持つスタッフが少なかったり、いろいろ原因があると思います。
しかし、セカンドコンサルは思っているより難しくはありません。
10年目のTC育成塾はより実践のポイントを明確にシンプルにして、導入のハードルを下げてみました。初診カウンセリングより難しさを感じた方もいらっしゃいましたが、ぜひがんばってほしいと思います。
演習では「言葉に出す」大切さのワークを複数回行いました。
セカンドコンサルは初診カウンセリングと違って、話す内容が大幅に増えました(4~5倍くらいでしょうか)。
実際の様子の書き起こしやビデオを見て、自分が実践している様子をイメージしていただき、最後はロールプレイを行いました。
楽しく学んでいただいたようで、こちらも安心できました。
相手が知らない内容をわかりやすく説明する難しさを体験していただきました。
第2講座
大量にお伝えする内容がありますが、皆さんがんばってくださいました。
補綴コンサルは多くの歯科医院で実践されています。
この講座を受講することで、なぜ医院が補綴コンサルに取り組んでいるのか、先輩たちがどのようなことに気をつけて日頃のTC業務をがんばっているのかを受講者の方々が理解していただけたと思います。
自費治療を患者様に受けて頂くことは大切です。でも、押し売りしてはいけません。
歯科の専門的な知識の説明は患者様に難しいと思われがちですが、そこをしっかりと丁寧に行うことが納得して自費治療も選んでもらえます。
説明を行うTC側もそれないの知識が必要ですし、説明する責任が重くのしかかってきますが、患者様の生活をより豊かできる大きなチャンスでもある補綴コンサルを楽しんでできるようになってほしいと思います。
難しい内容でも楽しく学べる講座内容にしています。
6月に開催される第3回まで約2ヶ月間、今回の内容を実践し、自分のものにすることが課題として出されました。普段の業務にプラスして、TC育成塾に取り組むことはたいへんだと思いますが、ぜひがんばって乗り越えてください!