TCのQ&A

2011年9月 8日 []
以前の医院で自費治療を受けていたことがある患者様への対応(2011.09.08追加)

T歯科クリニック Nさん

カウンセリング後、ドクターに口腔内チェックをしてもらうと、4~5本メタルボンドを入れていらっしゃるのが分かりました。一方今回は、保険の範囲内での治療を希望されており、その背景などが気になります。自分では、今後もう少しお会いする回数を重ねた後、お聞きする機会があればと思うのですが、それとも初診カウンセリングでもっと突っ込んでいくべきなのでしょうか?

回答

過去の通院歴を質問するときに、「どんな治療をされたんですか?」と訊けば、メタルボンドなどの自費を入れているのがわかるかもしれません。しかし、実際はなかなか難しいでしょう。ですから、突っ込んでいく必要まではありません。口腔内チェックでメタルボンドが判明したのですから、ぜひセカンドコンサルで、いつ入れたのか、なぜメタルボンドにしたのかを訊いてみるのがよいですね。


口腔内写真や歯式を見ながら「ここは以前、メタルボンドを入れられたのですね。保険ではなくて、自費治療を選択したのは素晴らしいことだと思います。どうして、そのときは、そうされたのですか?」と、さらっときくのは悪いことではありません。口ごもるようなら、それ以上、ムリに突っ込む必要はないでしょう。多くの場合、次のような理由があるようです。


1.まだ新しい医院を信頼できていない。
2.以前メタルボンドを入れたのは、以前のドクターに言われて断れなかった。
3.メタルボンドにしたものの、気に入らなかった。
4.入れたけれど、保険との違いがわからない。
5.今回は何らかの事情があり、金額的に難しい。


1.の場合は信頼されるように、医院全体でコミュニケーションを図り、患者様に信頼されるよう、がんばりましょう。


2~4の場合、自費治療に対して誤解を持っていそうなら、補綴コンサル時に「前の医院で、同じような説明があったかもしれませんが、とても大事なことなので、私たちにも説明させてください」と前置きをしておいた方が安全でしょう。拒否されたら引き下がります。自費に不信感がある方をムリに説得しても、よい印象は与えられません。5.の場合は、相手の事情があるわけですし、必要最低限な説明をしたあとで、患者様の選択に委ねましょう。

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